NEWS

収益性の高い通貨を自動的に採掘する「Auto Switchシステム」の特許を取得

株式会社ゼロフィールド(所在地:東京都港区、代表取締役:村田敦)は、マイニングシステムの独自機能である、採掘時に収益性の高い通貨を自動的に選定する「Auto Switchシステム」において、特許を取得したことをお知らせいたします。

◆特許概要

 

【発明の名称】マイニングシステム、管理装置及びプログラム

【登録日】令和5年 1月25日

【特許権者】株式会社ゼロフィールド

【PATENT NUMBER】特許第7217001号

【発明者】村田敦・平嶋遥介

当社のマイニングマシンと「Auto Switchシステム」の特徴

 

当社開発のマシンに標準搭載されている「Auto Switchシステム」は、採掘時に複数の通貨から収益性の高い通貨を自動的に選定します。

当機能の開発により、採掘量の維持だけでなく、高い収益性を実現しマイニングの課題とされる単一通貨の価格変動や、仕様変更に左右されない安定した運用を実現しました。


 

特許取得の経緯

 

2017年に設立した当社は、国内で初めて暗号資産のマイニングマシンを法人として開発・商品化し、マイニングの懸念点とされる単一通貨の価格変動に左右される課題に着目しました。

2018年より「Auto Switchシステム」の開発を進めた後、2019年に特許を出願いたしました。

現在では、販売台数は延べ3000台以上に達し、販売累計台数、購入顧客数、自社データセンター稼働数において2年連続でシェアNo1に至りました。(※調査実施期間:2021年9月3日〜2021年11月5日、2022年11月17日〜2023年1月31日)


 

環境問題への取り組み

 

当社では、マイニング運用の懸念点とされる電力の削減へも取り組みも行っています。

2022年9月に開設した「北陸第二データセンター」では100%再エネ電力を活用しており、米国に開設した「ワシントン州第一・第二データセンター」は共に、水流を利用した水力発電の供給が盛んな地域で、100%クリーンエネルギーを活用した電気供給を実現しています。

独自の技術力によりマシンの電気効率改善の他、データセンターにおける温度差が生じない排気システムの開発も遂げ、環境へも配慮したサービス展開を行っています。