NEWS
株式会社ゼロフィールド(所在地:東京都港区、代表取締役:村田敦)は、マイニングマシン増設の為、業務提携をしているMINERS UNITED社と更なる連携を進め、2022年11月にWenatchee,Washington State,USAにマイニングマシン1800台の稼働が可能な「第二データセンター」を開設いたしました。
<ワシントン州第二データセンターの開設の背景>株式会社ゼロフィールドは、2017年の設立以降これまでに3,000台以上の自社開発の機械学習やマイニング用途で活用される高性能パソコンを販売、管理運用までワンストップでサービスを提供しています。現在では国内4拠点の他、2020年12月にMINERS UNITED社との業務提携により、ワシントン州にデータセンターを開設しました。開設当初より投資目的や環境に配慮した運用に関心が高い方々からご好評をいただき、今後も海外プランの需要増加が予想されています。ご要望にお応えしマイニングマシンの設置場所を増設する為、ワシントン州で二箇所目となる第二データセンターを開設いたしました。
<第二データセンターの特徴>■クリーンエネルギーの利用(安価な水力発電が魅力的な地域に企業が集う)開設予定地である安価な水力発電が魅力的な米国ワシントン州ワナッチーは、コロンビア川の水流を利用した水力発電の供給が盛んで、水力発電99%、風力1%の100%クリーンエネルギーでの電気供給が可能です。現在データセンターを建設中のマイクロソフト社をはじめ、VMware、T-Mobile等の有名企業の大規模なデータセンターが点在している地域です。■国内外に開設したデータセンターは稼働の約83%でクリーンエネルギーの利用を実現国内では福井データセンターの約270台・ワシントン州データセンターの約950台で、クリーンエネルギーを利用し、この2拠点の合計は全体の約44%を占めております。今後、ワシントン州第二データセンターで1800台の稼働をした場合、福井データセンターとワシントン州第一データセンターを合わせてクリーンエネルギーの使用率は約83%に達します。当社は、消費電力が膨大なマイニング事業において、今後も環境に配慮したデータセンター事業を推進いたします。■万全なセキュリティデータセンター内には強固なセキュリティシステムが稼働している他、現地の警察官が警備対象とし万全なセキュリティ体制が保たれています。■最先端データセンター管理システムによる電⼒効率MINERS UNITED社の優れた空調システムの知⾒を⽣かし、電気効率の⾼い運用を実現しました。■空調の監視・制御システムデータセンター内の空調を遠方から監視・制御するシステムを完備。より安全な運用を実現いたします。<第二データセンターの概要>所在地:Wenatchee,Washington State,USA面積:20.12 km²電力:3メガワット設置マシン台数:1800台
<MINERS UNITED社について>所在地:Cashmere, Washington State, USACEO:Daniel ConoverCTO:Wyatt Williams設立年月:2013年事業内容:データセンターMINERS UNITED社はデータセンター運用経験を有した組織です。CEOのDaniel Conoverは電気工学と空気調和(HVAC)工学を学び、データセンター設備最適化の経歴を保有しています。
<ゼロフィールドについて>2017年の設立以降、国内で初めて暗号資産のマイニングマシンを法人として開発・商品化し、国内外に合計7拠点のデータセンターを構え、延べ3,000台以上の開発・販売実績を誇ります。また、2021年11月には国内におけるマイニングマシンの販売台数・顧客数・自社データセンター稼働顧客数、全てにおいて1位を獲得しました。今回のワシントン州の第二データセンター開設により国内外の環境への配慮と要望に応え、更なる事業拡大を図ってまいります。